にしむら亭

何度か記していますけれど、毎月1日は伏見稲荷大社本殿、15日には稲荷山のお山にの御膳谷に詣ります。
本来であれば、お参りであるので寄り道などしてはならない。
だけど、この6月には「にしむら亭」のザルソバが食べたくなる。
この理由はその景色にもある。


この写真の席から、京都が一望できる為だ。

梅雨の時期で、雨の翌日が晴れている日、梅雨の中日といわれる日は、特に景色が美しい。

西側には京都市内が一望出来て、北側には京都タワー、南側には桃山城。
正面には東寺の五重の塔もくっきりとシルエットを見せています。


この四辻は、本殿の鳥居からですと、やや肥満気味の45歳男性の小生で徒歩25分間、千本鳥居をくぐりまい登ったあたり。

創業は元治元年(1864年)で、創業143年。
当時は、幕末の動乱期で稲荷山の警備所的な役割をもって参拝客に向けた休憩所として設けられたものです。

メニューは、様々。
饂飩やお蕎麦、ドンブリものや、いなりずし。
冬なら、温かいぜんざいや甘酒。暑ければ冷たいわらびもちや、冷やしあめ。
小生は、新緑で梅雨時、雨の次の日に晴れて見渡しが良い頃なら件のザルソバ。
紅葉の季節なら、四つ辻の紅葉と千本鳥居の朱の色を眺めながら、きつねうどん。

こちらに座ってみられると、大自然がメニューを伝えてくれる。
そんなお店なのです。

俳優 西村和彦さんゆかりの老舗
仁志むら亭
京都府京都市伏見区稲荷山官有地四ツ辻
075-641-2482
9:00 17:00
第3・4・5金曜定休
これからのシーズンならかき氷もお勧めできる。

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